8月15日





  今日のコンサート会場
  Eglise St Jean Aubeterre sur Dronne


 

 

 

 




       何と、洞窟の中にある教会です。


 

 




今は真夏、しかも今年のフランスは猛暑。
にもかかわらず一歩中に入ると、途端に季節が秋に変わります、さっ寒い~(汗)
雰囲気も独特の感じ。
でも、響きは最高です♪









       リハーサル風景。


 





19:00 Eglise St Jean Aubeterre sur Dronne での本番が始まりました。







       第一部。






  minako さんは歌だけでなく、
  連弾伴奏の時はピアノも担当しています。








       第二部。
       tomoe さんのソロ、圧巻です!




  リハーサル時は急な寒さと、
  響き過ぎる音響に戸惑いました。
  でも歌うにつれて、
  帰ってくる響きが心地よくなり
  気分よく歌う事ができました♪





この教会とも仲良くなれたかな??

今日は8月15日。
日本は終戦記念日であり、お盆ですね。
フランスの8月15日は聖母マリアの昇天記念日。

そんな日に祈りの場である教会で歌っていたんだなぁと思うと、
とても不思議な感じがしました。






  本番後は少し観光しました。






  可愛いおもちゃ屋さん発見♪






  この町は小さいけど、観光地になっています。






  丘を登っていくと、
  いい感じの景色が広がっていました。






  カフェでお茶しました。
  何だか盛り上がっています♪






さて、明日も本番です。
明日の会場はお城らしい、どんなとこやろ。。。???



番外編(4)



今回の番外編は、
ANGOULEME(アングレム)でお世話になっているDany(ダニー)さんの事を書いてみます♪

Danyさんはヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。
今までに何度も来日されてコンサートを開催、ダンスリーとも共演されています。

そして、コンセルヴァトワールで指導もされてて、
お弟子さんは世界中から集まってくるそうです。


今回、来日した時のプログラムを見せてくださいました。







       中央の白い衣装を着ているのがDanyさん。
       素敵でしょう~



 

 




古楽アンサンブル「ミクロロゴス」は、
歌手、リコーダー、ヴィオラ・ダ・ガンバで構成され、
音楽だけではなく、当時の衣装やダンスも見せてくれる、凄いグループでした。

ステージ衣装や小道具は、全てメンバーによる手作りだったそうです。

ミクロロゴス来日当時、
私はまだ古楽の世界とは無縁だった事もあり、
コンサートには、もちろん行きませんでした(涙)

今、当時のお話を聞けば聞く程、聴きにいかなかった事をとっても残念に思います。

また来日してくれないかなぁ。。。



8月16日





  今日は Château de Gourville での
  コンサート。






  控え室、めっちゃ広いです。






  暖炉には、
  やっぱり紋章がありました。






  窓からの眺め、奇麗です。






  奇麗に盛られた果物、美味しそう~

 

 





実はこのお城、ごく最近にセレブな人が購入されたばかりで、
今日は、お城のお披露目会のコンサートだったのでした。






  ん?あれは何だろう??




  広間では、お料理が振る舞われていました。
  「中世料理だから、
   もしかしたら口に合わないかも」
  と言われだけど、
  折角なのでもらっちゃって、






  食べてみると。。。






  めっちゃ美味しい~!


 

 




料理の名前は分かりませんが、パンの中に豆のスープが入っていて、
とってもいいお味でした。
フランスでは この季節、あまり温野菜は食べないので、私的に嬉しかったです。
(私は温野菜好きなのです♪)

本当はめっちゃ美味しいワインも振る舞われていたのですが、
演奏前だったので遠慮しました。
残念~
(でも、私は殆ど飲めませんけど。。。)

さて、そろそろ本業にもどって、皆で、リハーサルに向かいます。






  この向こう側にチャペルがあります。









        リハーサル。







このチャベル、備え付けの電気はなく、光は天窓からの光だけでした。
でも それだからこそ降り注ぐ光の中で神聖な気持ちになれる、
そんな感じのチャペルでした。






  帰り道、奇麗な夕焼けを見ました。


 

 




明日は、また移動です。
Dany(ダニー)&Marc(マルク)さんとはお別れ・・・
寂しいな。。。



8月17日



Dany(ダニー)&Marc(マルク)さん家、
お庭めっちゃ広いです。
葡萄の木があったり、ベリーにりんご、大きなイチジクの木

食べられそうなイチジク発見!
でも、高くて届かない~(涙)
木には沢山実が実っていました。

「もう一週間遅かったらいっぱい食べられたのにね」
だって、残念~

 

 

 

 



     去年の3月、緑が少なかった場所は、






  奇麗な緑のトンネルになっていました。
  トンネルを抜けて行くと。。。





  ここからはジャングルだから
  足元気を付けてね、
  とMarcさん。






  ちょっと探検家気分で。
  yuki「noriko ちゃん、ついてこい!」





noriko「・・・イヤだ」
ほどなく、探検は終了しました(笑)


お昼ご飯は、裏の菜園でとれたトマトでつくったトマトのパスタ。

トマトにオリーブオイルと少しの調味料だけで、めちゃ上手です!
やっぱり素材がいいんですね。

実は、昼食後 DIJON(ディジョン) に移動する為、
車酔い対策で、ご飯を控えていた私ですが、
あまりの美味しさに、つい2回もおかわりしてしまいました。
美味しかった♡





  おとなりのMael(マエル)さんが
  遊びに来てくださいました。





Maelさん、実は大のtomoe ファン。
去年 tomoe さんの歌った「童神」に大感動で涙されたので、
私達の間では「ムッシュ 童神」と呼ばれています(笑)

今朝は焼きたてのクロワッサンを届けてくださいました。






  ん? yuki ちゃん、何やってるの?


 




裏庭の菜園で収穫したいんげん豆で、「ノリコ」の文字を作って遊んでいました(笑)

それを見たMaelさん、「マエルも作って欲しい」
ちょっと「ノリコ」より画数が多かったので、ナイフ等を足して・・・


 

 

 



       「マエル」、出来ました!


 

 

 

 

 

 


Maelさん、カタカナの自分の名前が気に入った様子で、
わざわざ紙に書き留めていました(笑)

去年お会いした時には、あまりお話する機会もなく、
表情を崩されなかったので、気難しい人なのかな?と思っていたけど、
めっちゃ おちゃめな人でした♡


出発前に、Dany&Marcさんから、皆、それぞれにプレゼントをいただきました。



私には、可愛いベスト♡
刺繍で可愛い模様が彩られています。
可愛い~


Danyさん Marcさん、有り難うございました。
À bientôt.



番外編(5)



本編の「La萠Mie フランスツアー'09」を更新し始めて、2週間程たちました。
フランスへ行って2週間程たつと、メンバーの中で毎回ある現象がおこります。

それは「日本語が微妙に変になってくる」って事なんです。

微妙に変って、どういう事??
と思うと思いますが、ホント言葉の通りです。

例えば、こんな感じ。
A「犬飼たいわ~」
B「えっ お腹痛いの?大丈夫?」
と聞き間違えたり、

「なんか遠いなぁ・・・何処まで歩くですか?」
ちょっと外国人的な日本語喋りになったり、

A「キノコみたいなんついて、白くなったわ」
B「・・・それって きな粉じゃないの?」
発音が似ている、違う単語を使ったり。

滞在期間が長くなるにつれて、どんどんエスカレートして、
メンバー相手にフランス語で話しかけている事に、
しばらく気付いてない人まで出てきます。

・・・普通こんなん、ありえないと思うでしょ?
でもこれ、全て実話なんですよ(笑)

もちろんメンバーは、ほぼ日本人。
フランス語を話せる人もいるけど日常会話の大半は日本語です。
なんか不思議ですよね。

でも、そんな出来事はメンバー内では、「おもしろいネタ」となっています。

いちいち書き留めていないので、どんな会話があったか殆ど忘れてしまったけど、
次回フランスに行った時は、ノートに書き留めて
「ネタ帳」を作ったらおもしろいかも知れませんね♪


8月18日




     帰って来ました~
     再びDIJON(ディジョン) です♪

     朝ご飯は。





yuki ちゃんがご飯を炊いてくれました。
やった~!
ご飯を海苔で巻いて~幸せです♪

今日は一日オフなので、お土産を買いに行く予定。
何処に行こうかな。。。






  今日も市やってますね~






       いいお天気です。
       市を抜けて、
       早速ノートルダム教会
       (EGLISE NOTRE-DAME )へ。

 

 




教会の通りに面した外側の壁には小さなフクロウの彫刻あります。





       このフクロウを左手で撫でると
       幸運を招くといわれているので、
       私も いつも撫でていきます。


 

 

 



お買い物も一段落。
ホテルに帰っておやつにしました。




  日本から持ち込んだ白玉粉で
  みたらし団子を作りました。
  我ながらですが、美味しそうでしょ~


 

 



休憩した後は、バスでカルフールへ行きました。
バスの中は結構カラフルです。






  そして、マダムが二人並んでます。
  可愛いっ♡






  カルフールでは私的恒例の紅茶を買いました。






  晩ご飯は焼うどん。
  日本の味は落ち着くな~







8月19日





  今朝の朝食もごはん♪
  やっぱり、お米ですね~





  本日のコンサート場所は
  Eglise St Joseph
  (実はこの写真は裏口。
   正面を撮り忘れました 汗)




  明るい雰囲気の奇麗な教会です。
  古い教会ではなく、
  現代に作られた感じです。







       機材を持ち込み、早速セッティング。
       yuki ちゃん、Citar(シター)調弦中。。。


 

 

 

 

 

 

リハーサルの時は、ステンドグラスの光が奇麗な時間帯でした。





  祭壇には可愛い蝋燭立て。








       暖かい雰囲気のマリア像。








この教会は、Christophe(クリストフ)が浸礼を受けた教会らしく、
Christopheは勝手知ったる他人の家状態。
なので、今までにないスピードでセッティングが終わり、
すぐにリハーサルに入る事ができました♪

Christophe 有り難う!


20:00 Eglise St Joseph でのコンサートが開始しました。

フランスツアーが始まって、8回目のコンサート。
皆の息もバッチリ、いい感じになってきました。

そして、コンサート終了後不思議な事が起こりました。
客席から歌と手拍子が自然に始まり、いつまでも、いつまでも続きます。
しかもお客さん皆、満面の笑顔です。
いったいこれは???

後で聞いたのですが、これは「ブルゴーニュの万歳の歌」らしく、
歌詞に意味はないらしいのですが、
特に嬉しい時や、楽しい時等に、皆で歌う曲だそうです。

今まで何度となくフランスでコンサートをしてきましたが、
客席全体からこんな形で祝福されたのは初めてでした。

本当に嬉しかったです。
こちらこそ、聴きに来てくださった皆さんに、沢山の有り難うを送りたいです。

皆様、有り難うございました。



8月20日



  今日は移動日です。
  NEVERS(ヌベール)へ向かいます。
  車の窓には地図。
  これでを見れば、
  今どの辺にいるか分かってバッチリです。

 

 



・・・というのは冗談で、これ、ホントは日よけです(笑)

「ふらんす日記’09」の最初の方に書きましたが、
レンタルした車は、運転席と後部座席しか窓が開きません。
しかも、今年のフランスの夏は猛暑。
車内はもちろんサウナ状態なので、直射日光には絶えれません(涙)






  車にあったキャラメルバーもこんな姿に。。。



 



noriko「次来る時には、ミス持って来たらいいかも」
萠Mie「・・・それってスダレちゃうん?」
noriko「あっ。。。」






  途中で休憩。
  お昼にはオムレツを食べました。






凄い大っきいでしょう!
私達もビックリしました。

でも、これ、四人分だったんです。
一人分ずつお皿に入れて欲しかった。。。(汗)






  今年も帰ってきました
  Vernuche(ヴェグニッシュ)です!






Vernuche は、NEVERSに来るといつも泊まるホテル。
La萠Mie にとってお馴染みの場所。

フランスツアーの度に、
とってもお世話になっているJacqueline(ジャクリーン)&Pierre(ピエール)さんの
息子さんが経営するホテルです。






  お庭はダリアが花盛り、奇麗でした。


 

 

 

 

 

 

 

 

 




ホテル内には、沢山のアンティーク家具。
とても高価な家具が、今でも普通に使われています。




夕食は外で、奇麗な夕暮れを見ながら食べました。




明日は、奇跡の人聖ベルナデッタが眠る
Sainte Bernadette Convent St Gildarでのコンサート。

ちょっと緊張してきました。。。



番外編(6)



番外編は本編の補足のために書き始めたのはずだったのですが、
何故か回数が増えてきました・・・(汗)
でも、まだまだ書きたいエピーソードがあるので、
本編同様、最後までおつきあいいただけると嬉しいです♪

今回の番外編は車移動について書いてみます。

萠Mieのフランスツアーでは移動は、ほぼ車。
毎回メンバー全員と荷物、楽器がつめる車をレンタルして、
車一台で各地を演奏してまわります。

行く場所によって移動距離は違いますが、
多い時には一日 600km、約8時間車に乗りっぱなしということもありました。

そして、今夏の車移動はなかなか過酷でした。
本編のふらんす日記でも書きましたが、今年のフランスは猛暑、
にもかかわらず、レンタルした車の窓は運転席と後部座席し開ける事ができず、
助手席と真ん中の座席はサウナ状態(涙)

クーラーを使えばいい、と思うと思いますが、歌手にとってクーラーの風は大敵。
喉を痛めるよりは、暑い方がいいし。。。

度重なる過酷な車移動の日々、
本来ならば、一番居心地がいい窓際の席は平等に順番交代するのが普通。
でもメンバーの中に一人、ずっと居心地の良い窓際を占領していた「王様」がいた。。。

その名は、noriko。
私です。。。(汗)

ご存知かもですが、私、とても乗り物に弱いんです。
フランスに行く時は、いつも酔い止めを何箱も持っていきます。

薬を飲まずに飛行機に乗った時にはホント死にそうになったし、
ツアー中、酔い止めを常用した結果、じんましんが出たり、舌が痺れたり・・・
毎回苦労しています(涙)

メンバー皆それを知っているので、車では優先的に、いい席に座らせてくれます。
皆、優しいです。。。

でも、皆の親切な気持ちとは裏腹に、「王様 noriko」は我がままほうだい!

奇麗な景色を見かけると。。。
「写真撮って~ 私、酔うから振り向かれへん~」と命令し、

窓際にいるにもかかわらず日差しがキツくなると。。。
「暑い。。。」と座席をかわってもらい・・・

こうやって改めて書いてみると本当に傍若無人でした(汗)
メンバーの皆さんお許しください。
この場をお借りしてお詫び申し上げます(涙)

これからも、こんな私ですが宜しくです。。。


8月21日





  今日の朝ご飯♪






フランスのバゲットやクロワッサンは本当に美味しいので、食べてて幸せです。
午前中は今夜のコンサートの準備をしつつ、ゆっくり過ごしました。

今日は外が肌寒かったので、お昼は室内で食べる事になりました。





  エプロン姿のPierre(ピエール)さん、
  何か可愛いでしょ♪






Jacqueline(ジャクリーン)さんのお写真も撮りたかったのですが、
ホテルに沢山のお客様が来ていて、お忙しそうだったので撮れませんでした(涙)





  わ~メロンだ!   今フランスでは
  メロンが旬で食前によく振る舞われます。
  とっても美味しかったです。

 

 

 




  私達の為にご飯を炊いてくださいました。
  そして、温野菜も。
  食卓は暖かい食べ物ばかりで
  とても幸せでした。


 





  Jacquelineさん、
  お忙しいのに有り難うございます。





  デザートはフルーツポンチ。
  リキュール(かな?)が少し利いてて、
  さっぱりしてて美味しかったです。





フランスで外食を繰り返すと、
本当に胃が疲れて、だんだん食べる気力がなくなるんですが、
Jacquelineさんのお料理は逆!
最後まで美味しく食べれるし、おなか一杯でもおかわりしちゃいます。
ホント美味しいんですよ♪






  ご飯を食べた後、
  シャボン玉であそびました。






  わ~seikoさん、上手い!

 

 

 

 

 


何でシャボン玉?と思うでしょ!
yukiちゃんがお土産用に持ってきたものだったのですが、
渡す宛がなくなったので、皆で遊ぼう!と言う事に。

皆シャボン玉なんて久しぶりでしたが、
やり始めたら、すっごく はしゃいで大盛り上がりでした。
楽しかったですよ~
yukiちゃん、有り難う!


さてさて、今日の夜はコンサートです。
遊び気分はこの辺で。。。






  今日のコンサート会場は
  Sainte Bernadette Convent St Gildar 。






残念ながらこの教会は撮影禁止。
でも、少しだけ。。。

この教会は奇跡の人、聖ベルナデッタが眠る場所。
祭壇の隣にある硝子の棺の中には、
今も朽ちる事ない聖ベルナデッタが穏やかな顔で眠っています。






  あのドームの下に
  聖ベルナデッタの棺があります。







20:30 Sainte Bernadette Convent St Gildar でのコンサートが始まりました。






  第一部、最後の曲「 Dies irae 」では、
  私以外の全員が楽器を演奏するので
  華やかです。




  第二部。

  私はMarc(マルク)さんの
  リコーダーを持って登場。
  日本民謡「こきりこ」を吹いています。






  tomoeさんのソロ♪






tomoeさんのソロが終わった時、何気に客席に座っているMaryvonneさんを見ると。。。
tomoeさんの歌に大満足!
ガッツポーズしてはりました(笑)


本番終了!
拍手が鳴り止まない中、






  「Maryvonneさん、
   アンコール何すんの??」






アンコールでよく歌う曲、それは「あんたがたどこさ」
日本ではお馴染みの手まり歌ですが、フランス人にとても受けます。
何ででしょうね~??






  聖堂を出たところに、
  沢山の蝋燭が灯されていました。






暗闇の中にともる温かい光。。。
いつまでも見つめていたい気持ちになりました。

「La萠Mie'09フランスツアー」9公演終了。
明日は最後の公演です。

寂しいな。。。



番外編(7)



以前本編の日記で、METZ(メス)のコンサートの際、
私の舞台用靴のヒールが高かった事を書きましたが、
覚えていますか?

こんな感じ、ヒールに注目してね♪




結構高いでしょ~
本当は今まで違う靴を本番用に履いていたんだけど、
長年使って傷んでしまったため、フランスに旅立つ少し前に処分してしまったんです。

このツアーに行くまでに新しい靴を探すつもりが買いそびれ、
手持ちの靴を代用で持ってきたのですが、歌う時履くにはヒールが高かった。。。(汗)

ツアー最初のうちは、いつもの歌う姿勢を保つのが大変だし、
足元を見ずに階段を降りるのは恐いし(涙)

それでも本番をこなすうちにだんだん履き慣れて、
いい感じになってきた ある時、事件はおこりました(汗)

それはNEVERS(ヌベール)のコンサートのアンコールの時。
アンコールの最後は「あんたがたどこさ」を歌いつつ、
お客様に手を振りながら舞台袖にさがって事が多かったのですが、
この日のコンサートは教会の雰囲気を考えて、最後のアンコールは「南部牛追い歌」。

一人一人歌いながらお客様の間を抜け、客席後方まで歩いて終わる予定でした。

曲の後半、それぞれソロの掛合になり、一人ずつ後方へ歩いていきます。
私も後方へ歩き出しました・・・
しんみりした情緒ある雰囲気、いい感じです!

その時!!! 床にあった小さな溝に私のヒールが「ズボッ!」
ハマっちゃったんです。。。(汗)
私は危うく転倒しそうになりました(涙)

いつもは歌詞を間違おうが、違うフレーズを歌おうが、
舞台上では「私は間違ってないも~ん」と、素知らぬ顔をしている私ですが、
この失敗ばかりは誤摩化しきれません。

思わず苦笑い、顔に出してしまいました(汗)
しかも その模様が、しっかりビデオに残っていました~~~!
一生残るんでしょうか???
誰か、デリートして。。。(涙)


8月22日





  今日のコンサート会場、Eglise St Pierre。









      結構縦長の作りです。






  何か可愛い♡









       この教会にも
       聖ベルナデッタがいらっしゃいました。






  この教会、
  何とシターが置いてありました!







       yukiちゃん、早速弾いてみるも。。。
       「ん?調弦されていない・・・
        普段は使ってないのかな??」








       天使が悪魔を攻撃している像がありました。
       結構リアルだな。。。


 

 

 



       19:00 Eglise St Pierre での
       コンサートが開演しました。
       ツアー最後のコンサートです。

 

 

 

 

 



お客さんは大入満員。
悔いのないように、しっかり歌わなくっちゃ!

これで最後かと思うと、
一曲終わるごとに、無事に歌い終えた安堵感や、終わってしまった寂しさが交差します。

そして、これで終わりにしたくない、
いつまでも歌っていたい、という思いにかられます。

そんな私の思いに答えてくださるかのように、
本番終演後、アンコールの拍手が何度も何度も続きました。

アンコールの最後は やっぱり「あんたがたどこさ」。
歌いながらお客様に別れを告げつつ、舞台袖へさがりました。






  終演後、皆で記念撮影♪




  「La萠Mie フランスツアー'09」 全10公演。
  全ての公演で
  スタンディングオベーションをいただき、
  大盛況のうちに全公演を終了いたしました。





私達の公演に関わってくださった全ての皆様に、
言葉では言い尽くせない感謝の気持ちを贈りたいです!

皆様、有り難うございました!!!



番外編(8)



本編ではつつがなくツアーが終了したように見えますが、
番外編は波乱含み?で進んでます(笑)

今回ご紹介するのは、今ツアー最大のピンチです!!!
それは、何と我がLa萠Mieのリーダーである、tomoeさんが倒れてしまった事。。。

少し遡りますが、ANGOULEME(アングレム)の洞窟の教会でのコンサートの翌日、
tomoeさんは腰を痛めて起き上がれなくなってしまいました。

原因はVEZELAY(ヴェズレー)からANGOULEMEの車移動の過酷さと、
洞窟で急に体を冷やしてしまった為と推測されます(涙)

でも、この日はお城でコンサート、ゆっくり体を休めることはできません。
何とか起き上がって歌うtomoeさん。
お辞儀が辛そうではあったけど、何とか乗り切りました。


 

 


  翌8/17 DIJON(ディジョン)への移動日。
  容態は良くならず。
  座っている事ができないため
  車内で寝たまま移動。


 

 



8/18 休暇日。 容態悪化、高熱にみまわれる。


8/19 DIJONでのコンサート日。
高熱下がらず、薬で何とか熱を下げて本番会場へ。

本番前、tomoeさんの顔色冴えず・・・
低血糖で卒倒したらアカンと思ったtomoeさん、
何と控え室にあった角砂糖をかじりだしはった。
大丈夫ですか。。。

その日のコンサート、私は奇跡を見ました。
本来ならば立っているのも やっとだったはずのtomoeさん。
でもコンサートが始まった途端、お客さんに体調の悪さをまったく感じさせない、
いつもと同じクオリティの高い歌声を響かせていました。

本当に凄過ぎます!
この凄さは、どんな言葉でも表現できないです。

8/20 NEVERS(ヌベール)への移動日。
熱が下がり、容態好転。
でも、車移動は寝たままで。。。
(結局、PARISに行き着くまでの車移動は
 全て寝たまま移動になってしまいました。。。涙)

この後、tomoeさんは日に日に回復されて、
残りのコンサートも、しっかりこなしはりました。
一時はどうなることかと思いましたが、無事回復されてホントに良かったです。


8月23日



最後のコンサートの翌朝。。。

今、私が滞在しているお部屋は4人部屋。
minakoさん、seikoさん、yukiちゃんと一緒です。

お部屋には、もちろんベットが4つ。
でも、2つは普通のベット、1つはダブルベット、
もう1つは子供用ベットが入っていました。
ファミリータイプのお部屋かな??




  4人で話し合いの結果、
  ダブルベットで寝たminakoさん。
  広いベットでご満悦です。

  可愛い~♡






  皆で朝ご飯。


 

 





朝ご飯をすまして、早速PARIS(パリ)へ移動。






  Christophe(クリストフ)最後の運転宜しくね。




 

 


PARIS到着。
・・・ここでChristopheとはお別れです(涙)






  Christophe本当に有り難う!
  À bientôt.






       気を取り直して、
       サクレ・クール寺院
       (Basilique du Sacré-Cœur)
       に行きました。

 

 

 




去年訪れた時に見たCitar(シター)の演奏をもう一度見たかったのですが。。。
残念ながら、今回のミサはパイプオルガンでした(涙)






  モンマルトルの丘へ。




 



似顔絵描きさんが沢山いました。
皆それぞれ絵に特徴があって面白かったです。
バカンスシーズンなので人がいっぱいでした。








       晩ご飯は前回も行った「ラーメン ひぐま」






  私は中華丼を注文。







美味しかったです~
でも、量多かったけど。。。(笑)





  お腹いっぱい食べた後はお散歩。






  ルーブル美術館前で。。。






  ちょっと休憩。






  セーヌ川沿いを歩いて。。。






  ポンデザール(Le Pont Des Arts)へ。





  この橋は歩行者天国なので、
  夕涼みしている人が沢山いました。
  川を渡ってくる風が気持ちいいです♪





  夕涼みしながら
  沈んで行く夕日を眺めました。
  奇麗かったです。


 

 



明日はフランス最後の日。
何処へ行こうかなぁ。。。


8月24日





  朝からメトロに乗って皆でおでかけ。






ラファイエットに来ました。
皆ここで最後のお買い物。






  この天井、いつ見ても奇麗やな~
  百貨店とは思えません。



 

 


       お昼ご飯は、お気に入りのレストランへ。
       このオニオンスープ、
       めっちゃ美味しいんです!
       PARIS(パリ)に来ると必ず食べる、
       私的定番メニューです。






これ、卵サラダ。
上に奇麗にのってるのはマヨネーズ、多すぎ~!






  皆、マヨネーズをしっかりよけて食べました。

  (笑)






昼食の後、私はホテルで荷造り。
スーツケースの重さは20kgまでだし、機内持ち込は規制が厳しいし・・・
悩みながらパッキング。






  フランス最後の晩ご飯。






  目玉焼きがのったハンバーグを注文しました。



 



ツアー中は体調を崩さないように気にしていたので、
食事は極力あっさりしたものを選んでいましたが、
コンサートも終わったし、最後の夜だし、思い切って肉料理を頼んでみました。
美味しかったですよ~


そして、最後はショコラ。
私ショコラが大好きで、いつも色んな店で飲むんですが、
今回のツアーでは美味しいショコラに出会えませんでした(涙)

このお店はどうかなぁ~??





  やった~
  インスタントじゃなく、
  ちゃんとチョコレートのショコラだ!









       これこれ!これを待ってたんです!







美味しい~~!!
最後の最後で美味しいショコラに会えて幸せでした。

明日は日本へ旅立ちます。
早く家に帰りたいような、もう少しここにいたいような、何とも言えない気分です。。。



8月25日







  シャルル・ド・ゴール国際空港です。
  もうすぐフランスともお別れ(涙)







でもお別れの前に、また一波乱ありました(汗)
それはスーツケースを預ける時に起こりました(涙)

今回もスーツケースを預ける瞬間は緊張しました。
一人ずつ体重計に荷物が乗ります。
前回の失敗があったので、もし重量オーバーだった時は、
すぐに3kgぐらい抜けるようにして、準備は万端。

私のスーツケースの重量は、22.9kg。
2.9kgオーバーでした(汗)
でも、ノーチェックで通過。

皆のスーツケースも少しオーバー気味だったけど、皆ノーチェック。
優しい窓口お姉さんで良かったね~と思ったその時!
急に私達の搭乗券を調べ始めたお姉さん。
どうしましたか~!?

どうやら、私達が荷物の超過料金を先払いしていたと勘違いしていたらしい。
だから、重量オーバーでもノーチェックで通してくれたんだ。

スーツケースの重量オーバーは1kgにつき30ユーロ。
私の場合90ユーロ支払わねばなりません。
ここにきて、その出費はイタイ~(涙)
先に言ってくれれば荷物抜けるように準備してたのに~

でも、希望の光がありました。
実はseikoさんのスーツケースだけ、まだ手元にあったんです。

相談の結果、
「この(seikoさんの)スーツケースから、
 全ての超過分を抜くので、それで調整して欲しい」
とお願いしてみました。

もともとはお姉さんのミスから始まった事なので、もちろん、OKです。

seikoさんのスーツケースから思いっきり荷物を抜こうとしている私達を見たお姉さん、
本当は12kgぐらい抜かないといけなかったのに、3kgぐらいで
「もう、それでいいです(汗)」 と見逃してくれました。

何とか荷物を預けてホッ。
ちょっとぐったり。。。
ホント何があるか最後の最後まで分かりませんね(汗)





  Maryvonne(マリヴォンヌ)さんだけ
  別の飛行機だった為、
  tomoeさんが代表でお見送り。。。





飛行機に乗ってからは順調♪

 




  お楽しみの機内食。
  日本に帰れば毎日食べられると分かってても、
  やっぱり、ご飯を選んじゃった。

 




照り焼きチキンも美味しい~
やっぱ、お醤油の甘辛味はいいね♡





  夜中、いい匂いがしてきて目が覚めた。
  お馴染みカップヌードル。
  この味も懐かしいです~



 



ホントはハーゲンダッツのアイスも食べたかったけど、あえなく品切れ、残念(涙)

飛行時間、残り5時間。
やっぱり背中と足が怠くなってきたので、機内をお散歩。






  tomoeさん&yukiちゃんの席へ
  遊びにいきました♪





もう眠る事が出来なかったので、写真を見ながら思い出に浸りました。

もうすぐ日本です。



番外編(9)



本編では書きませんでしたが、実は飛行機に乗るまでに、もうひと事件ありました(涙)

それは、手荷物検査の時。
私、今回も手荷物検査で引っかかってしまったんです(涙)

前回HALVAの缶詰を没収された事が思い出されます。
今度は大丈夫なように考えて荷物を作ったはずなのに何で??(涙)

ところが探せど探せど、お目当ての物が私の鞄から出てこない様子。
そして、「もう一度、鞄を機械に通してみて、彼女の鞄も一緒に」

ん?彼女??
それは、minakoさんの事でした。
minokoさんと私の鞄が、もう一度機械を通ります。

そして。。。「あなたじゃなかった、彼女の鞄だった」
何やと~!しっかり見てよ~(涙)

minakoさんの鞄から「これは、何?」と、取り出されたもの、それは。。。






  音叉(おんさ)でした。


 

 

 


チューニングでよく使うので、音楽をしている人にはよく知られている物ですが、
一般の人はあまり知らないのかな?
U字型の形状が何か武器らしく見えたらしい。

凶器ではないと分かり、晴れて無罪放免。
無事飛行機に乗れました。
ホント、空港では疲れました(涙)
皆さんも、音叉は手荷物に入れない方がいいですよ~



8月26日







  最後の機内食。






フロマージュ・ブランやリンゴのコンポート。
こういうご飯食べるのも最後だな~






  おっ、だんだん日本が見えてきた!






もうすぐ「La萠Mie フランスツアー'09」も終わりです。
長かったような短かったような。。。
現実、楽しい事ばかりではなかったけど、とてもいい経験をさせていただきました。

この機会を与えてもらえた事に、また、このツアーを支えてくれた皆さんに、
そして、この時間を一緒に過ごした仲間達に、沢山の感謝の気持ちを送りたいです。

皆様、有り難うございました!!!


 



  26日、定刻通り関空に到着。
  最後に皆で記念撮影。







日本に帰ってきました。
早く家に帰って家族に会いたいな。
それから、足を伸ばしてゆくっり寝よう。。。

 

 

Merci beaucoup.
Madame Nagel Maryvonne Christophe Annie&Michel Annick Wanda

Claude Dany&Marc Mael Ingrid&Patrick Jacqueline&Pierre tomoe minako seiko yuki nami(sa mere) hiroko 

mes parents mon fils mon mari etc.

 

 

 


「La萠Mie フランスツアー'09」本編はこれでおしまいです。
最後まで読んでくださった皆様有り難うございました。

 でも、番外編はもう少し書く予定ですので、

今しばらくおつきあいしてくださると嬉しいです。




こちらで掲載した写真の著作権はLa萠Mieにあります。
転用、複写、合成等はご遠慮ください。



番外編(10)



DIJON はLa萠Mieが必ず訪れるお馴染みの場所。
何度も来ていて、お買い物スポットも分かっているので、
メンバー皆、大半のお土産をDIJON で買います。

ツアーなかば、一日あったDIJONでの休暇日。
もちろん皆、お土産等のお買い物する気満々♪

そこへ、tomoeさんから電話がかかってきました。
「norikoさん、お願いがあるんだけど・・・」
先の番外編で書きましたが、
tomoeさんはANGOULEME(アングレム)以来寝込んでおられて、
DIJON では、高熱を出していました。
そのtomoeさんから、お願い・・・何だろう?

tomoeさんからのお願い、
それは、 お土産用に紅茶を30箱買って来て欲しい、 というお使いでした。



  早速お買い物へ。。。
  一つの場所で30箱は買うの大変だし、
  種類も揃わないので、
  まずは、ホテル近くのスーパー、
  コンビニをまわり、
  とりあえず、21箱ゲットしました。






  ホテルで私的コンパクト梱包して、
  tomoeさんのお部屋へお届け。





noriko「残りは、お昼から郊外にあるカルフールに行くので、そこで買ってきますね」
tomoe「norikoさん、追加で30箱頼めるかな?」
noriko「・・・りょ了解です。」





  午後から、
  Maryvonne(マリヴォンヌ)さん、
  minakoさんと一緒にバスに乗って

  カルフールへ。

 




カルフールでは、何より先に紅茶コーナーへ。
3人で、tomoeさん用の紅茶を選びます。

・・・ですが、
どれが美味しい紅茶だったのか、どれが先に買った種類だったのか、
だんだん分からなくなってしまいました。
おまけに、何回数を数えてもすぐ忘れてしまうし(涙)

最後らへんには、3人とも分けが分からなくなって、
「きっとこれは美味しいに違いない」
「同じのが重なってても大丈夫大丈夫」
などと言いながら、カゴに投げ入れ状態でした。。。
(tomoeさん、ごめんなさいっっっ 汗)

そして会計をすます時、レジのお姉さんが、「こんなに沢山紅茶買う人見た事がない!」
と、ず~~~~~~っと笑っていましたよ~(涙)

tomoeさん、お願いですから、もう倒れないでくださいね~~~!


翌日、Christophe(クリストフ)が私に聞いた。
Christophe「お土産用の紅茶は揃った?どれくらい買ったの?」
noriko「うん、昨日で揃った。全部で30箱ぐらい買ったよ」
Christophe「それは凄い(笑)」

つかさず、Maryvonne(マリヴォンヌ)さん。
「tomoeちゃんは50箱以上買ったよ!」

Christophe が爆笑したのは言うまでもない。。。



番外編(11)







  彼の名前はロシナンテ。




 



名前の由来はドン・キホーテが乗っていた、痩せこけた馬、ロシナンテから。

Maryvonne(マリヴォンヌ)さんお気に入りのぬいぐるみ。
お腹を押すといなないて、なかなか可愛いヤツです♡

そして、今回のフランスツアー中ずっと、

Maryvonneさんに付き従っていたロシナンテがもう一人。
それは、Maryvonneさんのプリンター。

La萠Mie のプログラムは、毎回公演ごとに少しずつ曲を入れ替えます。
それは、その時その時の演奏場所の雰囲気とか、演奏時間とか、お客様の感じとか・・・
色々考えて決めるからなのですが、大変なのはMaryvonneさん。
お客様に配るプログラムを毎回作り直さないといけません。
なので、ツアーには常にプリンターが一緒。

このプリンター、とってもよく働いてくれるのですが、
ちょっと旧型?の為か、結構音をたてながら動きます。

めっちゃ頑張ってます!感たっぷり音は、まるで元気のない馬のいななきのよう。
そして、印刷するスピードもちょっと遅め。
Maryvonneさん、そのプリンターを「ロシナンテ」と名付けました。

ロシナンテは最後までとっても頑張ってくれました。
私達のツアーを支えてくれた一人です。
ロシナンテ、有り難うね。
ちなみにMETZ(メス)でお世話になった
Annie(アニー)さん&Michel(ミッシェル)さんのお宅にあったプリンターは

最新のレーザープリンター。

あまりに素早く静かに印刷する様子をみたMaryvonneさん、
「彼はペガサスだね!」

と、さっそく命名してはりました(笑)



番外編(12)



今日の番外編は小ネタですが。。。







       フランスのホテルに泊まっている時、
       お掃除カートを見ると、
       私がよく貰うもの。


 





それは、トイレット・ペーパー。

フランスのトイレット・ペーパーは日本のと違って丈夫!
なのでキッチン・ペーパーのように色んな場面で大活躍します。

もらい方は簡単。
トイレット・ペーパーを手に取り(指差し)、お掃除お姉さんに、ニッコリ。

すると、お掃除お姉さんも「どうぞ」という素振りで、ニッコリしてくれます。

皆さんもお試しあれ、きっと役にたちますよ~♪



番外編(13)



La萠Mieの衣装は、着物地を使ったり、帯あげをスカーフの様に巻いたり、
和風テイストが多いです。




  その中でも、

  一番お客様が喜んでくださったのが、
  この、留袖の生地を使って作ったドレス。



 




コンサートのメンバー紹介の時、
Maryvonne(マリヴォンヌ)さんが、「結婚式の時に着る着物で作った衣装です」
と紹介すると、客席からため息がもれます。

フランスでも日本食やおりがみ等、和風テイストは人気があるようで、

皆興味津々って感じでした。






       minakoさん、seikoさん、私の衣装は、
       LA萠DIEの仲間hirokoさんが、
       デザイン、縫製を担当してくれました。






       一人ずつ雰囲気や体系に合うデザインを
       考えてくれました。
       シルエットも

       柄の取り方もそれぞれ違うんです。
       凄いでしょ~

 





素敵な衣装を作ってくれて、hirokoさん、有り難うございました。

またの機会があったら宜しくね~



番外編(14)



今回の旅も本当に色んな事がありました。
楽しい事も辛い事も。
でも、今ではみんないい思い出ですけどね(笑)

でも一つだけ、とても残念な事がありました。
それは、エリエットさんにお会い出来なかった事。。。

エリエットさんはNEVERS(ヌベール)でいつもお世話になるホテル
Vernuche(ヴェグニッシュ)を長年管理していた人で、
Vernucheを訪れると、いつも とっても素敵な笑顔で温かく迎えてくれました。

お料理上手で、初めてVernucheに泊まった夜に出してくださった
オムレツがすっごく美味しかった事は今でも覚えています。

そして、車の運転もとても上手でした。
私は車酔いしやすいので、エリエットさんの隣の助手席は いつも私の指定席。

大好きだったエリエットさん。
でも、今年の春に病気のため天国へ旅立たれました。

フランスに旅立つ前に、この事は聞いていましたが、真実とは思えませんでした。
ですが、実際にVernucheに到着した時、エリエットさんの笑顔ない事に気付き、
やっぱり。。。

もし私達の歌声が天まで届いたら、エリエットさんの笑顔が また見れるかな。。。






  エリエットさんと
  (La萠Mie フランスツアー'08より)







番外編(15)



番外編も気付ば15回め。。。
何だかんだと結構書いてしまいました(笑)
ですが、そろそろこの辺でお終いにしようと思っています。

今年のフランスツアーが終わって、 もう2ヶ月以上もたってしまいましたが、
帰国してからも「La萠Mie フランスツアー'09」を書きながら、
私の心の半分は いつもフランスにありました。
この番外編を書き終えて、 私はやっと自分のあるべき場所に帰る事ができます。

もともと筆無精なので、前回同様「La萠Mie フランスツアー'09」を書き始めた時は、
途方もない作業に思えました。
おまけに今回は番外編にまで手を出してしまったし。。。(汗)

粋な文章も高尚な文章も書けない私ですが、
何とか最後まで書き終える事が出来たのは、
一緒にツアーを回ったメンバー、ツアーに関わってくださった皆様、
そして、私のつたない文章を最後まで読んでくださった皆様のおかげです!

本当に有り難うございました!!!

もしかしたら・・・
「La萠Mie フランスツアー'10」でお会い出来るかも。。。?
知れません。。。


最後に。
今回も私の我がままをききいれてくれた家族には本当に感謝しています。

ありがとう。