ふえおにするもん



ふえおにするもん
この指たかれ
山くだけ
多いもんがええな

指きった

 

 



奈良県民謡。
鬼ごっこなどをする時に仲間を集めるための「人寄せ歌」。

 

遊びをする前、一人の子がこの歌を歌いながら人差し指を上に向けて出すと、

次の子もこれに合わせて前の子の人差し指を握り、同時に人差し指を上に向けて差し出し、

と、順番につながっていって、最後に「指きった」と唱えて遊び仲間を作る。

という場面で歌われている曲だそうです。




<参考文献> 
牧野英三『日本わらべ歌全集 17上 奈良のわらべうた』(柳原書店)






ふえおにするもん